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私的風景の電脳記録
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問いと文化についての覚書

新潟、東京、対馬、福岡とあちこちの都市での講演とか調査とかで回って、ようやく大阪へ帰って来た。
第七区というアニメーターとのユニットをしているが、その展覧会が梅田で行われるので、その搬入を終え、大学の入試説明会を終えてすぐにワークショップのファシリテーターをする。

入試説明会の後のワークショップのファシリテーターは少しキツかったが、それでも色々と勉強になった。
今日は自分の意見や思想は全く話さずに皆さんがどういう問いを立てるのかを観察するだけにしたが、問いを立てるということは訓練が必要なことだと改めて感じた。
そのあたりをどうレッスンするかが次の自分の課題だ。

問いを安易な形で答えるのでは無く、それをちゃんと問いのままで残しておくという「勇気」が大事だというメッセージだけは伝えたつもりだ。

普段の生活では問いを問いのまま残しておくと仕事にならないし、物事が前に進まない。それをずっと繰り返していると、問いが立った時にすぐに答えを出して処理するというマインドになるわけだが、その答えがうまくいかなくなった時に問いへと戻る訓練を積んでいないと別の答えを探せない。
その訓練を僕はまなざしのデザインという言葉で説明しているに過ぎない。
それは別に特別新しい概念ではないし、皆本当は知ってることだと思う。
ただそのことをすぐに僕らは忘れちゃうのよね。

アートでも芸術でも文化でも呼び方は何でもいいんだけど、そういうのは生きている中でリアルに生まれて来る問いに対して、必死で答えようとする人間の表現が、結果としてそう呼ばれるだけのこと。
問いが無いのに最初から答えは無いし、問いが浅いのに深い答えが生まれるはずはない。
深められた問いと、それに対して共有される答えが結局は次の文化を作っていくのだと思うが、そこをうまく考えられないんだろうと思う。
抽象的な概念では人は理解しにくいので、それを具体的にどうやって示すのかが僕自身の課題だとしかと受け止めた。

毎晩どこかの都市で誰かと、同じようにそういう問いの話をしている。
結局はそういう対話の積み重ねでしか長期的にはまなざしのデザインは出来ないのだろう。
短期的な外科治療としてあちこちでしている自分の講演があるのだが、それはある種のショック療法なので、そのうちそのショックは薄れていく。
講演で僕の放ったメッセージをしっかり受けとめた人は、会社辞めるとか自分で何かを始めるとかする人も居るが、その問い続けることを持続させるのはやはり相当難しいことなのだ。
だから長期的に他者との対話が必要だし、まなざしを深めていくための技術というものを身につけないと行けないのだと思う。
今の自分の講演はほぼ組み立てとして完成して来ているので、それはそれで2時間のショック療法としてアリだけど、そのから日常へ帰った時にどうやってそれを持続するのかというプログラムは次に僕が考えねばならないことか。
大学での教育だけでは広がりに限界があるかもしれない。
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by innerscape | 2014-09-13 22:33 | 日常

私“flw moon”が日々の生活の中で感じた事を見つめ直し記録します。
心のフィルターを通して見た日々のシーンをひとつづつ電脳に記憶させることで、果たしてどんな風景が見えてくるだろうか・・・?

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