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私的風景の電脳記録
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ドラスティックな日常

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深夜、作業をしていると突然ハードディスクが動かなくなってしまった。3時間みっちりとやった作業は全てあの世へ行ってしまったのは言うまでもなく、たくさん保存していた大事なデータを全て失うはめになった。

僕たちは手に取ったり、見えるモノに囲まれて生きているので、それがなくなったり壊れたりすると、そのことが分かるのだが、データは見えないし手に取れないので、完全に失われてしまったのかそうでないのかが不明である。
バックアップを普段から取っていればよかったのであるが、そうしたリスクマネージメントの重要性は事が起こってから意識されることが多い。
非常時への想像力は日常的には意識しにくいのである。

結局、夜が明けてからも色々と手を尽くしたがハードディスクのデータは復旧せず、そのまま夕刻が来たのでランドスケープエクスプローラーで進めている「アーキフォーラム」の準備へ向かう。
ハードディスクの故障の話もあり、少し遅れて行ったのだが、会場も非日常な状態が起こっていた。
プロジェクターからパソコンの画面が投影されないのである。
色々と手を尽くすが原因は不明なままフォーラムの開始時間が過ぎてもうまく映し出されず、ゲストスピーカーの遠藤周平氏にご迷惑をおかけしてしまった。
結局コネクターを単純に変えることで解決したのだが、どの部分がどう作用しているかということが複雑で、我々が把握しにくい状況になっていることにも問題があるような気がする。

僕たちは視覚に圧倒的に依存して生きているが、目に見えない部分でコントロールが聞かない状況が起きるとパニックになる。
さっきまで幸せに流れていた日常が、突然不安と焦燥が入り混じる非日常へと変化する。

現代社会で過ごす僕たちがコントロールできるものなんて実はそれほどなく、その多くは誰かが把握している科学技術によって支えられている。
しかしそれは実は非常に不安定な状態で、一歩間違えば非日常な状況に陥ってしまう。

毎日乗っているJR西日本で起きた事故や毎日食べている食品の安全性の問題、毎日生活を支えている電気を生み出す原子力発電の問題など、僕たちが過ごしている日常はコントロールできないことで埋め尽くされている。
CSCDでも科学技術コミュニケーターやコンセンサス会議を始め試みられているが、そうしたリスクを誰がどうマネージメントしていくのかという事はとても大切なように思える。

実はこうした非日常な状態が常にあって、その間をすれすれに生きている今の状況を僕たちは日常と呼んでいるとするならば、日常こそが最もドラスティックなことなのかもしれない。
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by innerscape | 2005-05-27 21:33 | 日常

私“flw moon”が日々の生活の中で感じた事を見つめ直し記録します。
心のフィルターを通して見た日々のシーンをひとつづつ電脳に記憶させることで、果たしてどんな風景が見えてくるだろうか・・・?

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