flw moon innerscape


私的風景の電脳記録
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罪と罰

戦後の混乱期の中で日本を再び立て直そうとした人々は復興に腐心し、自らの子供たちが戦争や貧しさの苦しみ無く生活を送れるような社会を築こうとした。その実りあり、日本における戦後復興から高度経済成長の発展たるや目覚ましいものがあったのだが、それを受け継ぎ駆け抜けた次の世代は、前の世代と同じく自らの子供があくせく働かずとも暮らしていける豊かな社会の構築にいとまなく邁進していった。結果、社会は豊かになり働かなくても良いその次の世代が現れたが、豊かさがそのデフォルトにある社会の中で彼らは定職につくという事から解放され、自らの理想ややりたいことを追求するという名目のもと、社会への大義も、職業人としての責任感も持つ必要なく日々を送ることが可能になり、そのことに何ら疑問も抱けずに齢を重ねていける。しかし容易に想像がつくのはそのような生活を長く続けていけるほど社会の構造は単純ではなく、いつか問われる日が来ることに気づくチャンスをこの世代は失ってしまっており、その最たるものがニートと呼ばれる人々であることは言うまでもない。ワーカホリックな親がニートな子を生み出すというのは何とも皮肉な話ではあるが、それは反作用としては仕方なかったことなのかもしれないが、自分がその再生産に加担する事になるとは夢にも疑う事はなく、そのショックはから当分の間は立ち直る事が出来なさそうである。というよりも先日気づいてしまった自分の人に対する鑑識眼の無さを心の中で反芻するに首をくくりたくなるような心境に満たされている。少なくとも今までの人生の中でこれほど大きく人を見誤ったことなどなく、もしやとはうすうす思いながらも最後まで信じていたことがこんな形で姿を現すという現実に残念で胸が張り裂けそうである。無論最後まで信じていたのでそのことを確かめるべく少々いじわるなやり方で問いただし真意を引き出そうとした事がかえって防衛本能を働かせてしまったという可能性は否定できないが、それにしてもなんと言う気概の無さかと途中で議論などする気もさらさらと失せてしまい、後はただつぶやくばかりに茫然自失となってしまった自分にも重ねて今の意気消沈の理由を求めるが、この後に及んでは後の祭りである。おそらくは自分の深き業としてこれからチクチクと内部から刺す事になるのは言うまでもない。宿がないので寝床を与え、食がないので米を与え、仕事も無いのに対価として金を与え、あげくの果て精神安定ままならない母へ送るはずだったなけなしの金まで貸し与え、それでも情けは人のためならずと思いやってきたことへの報酬として、感謝の念を期待し過ぎと言わんばかりの態度で臨まれることへの戸惑いに暇を出すためにはこうして書き記すことぐらいしか自分を保つ方法を見つける事が出来ない。そのことを知るか知らずかわからない周りの人間たちが勝手気ままに自分に向けるまなざしの中には小声で届く侮蔑の念と危うき身の振る舞いに対する心配が混じり、それを嗅ぎ取ってしまう自分は二重拘束の状態として発狂の手前に身をさらすことになるが、大きな舞台を経て、長旅に疲れ、父の19回忌をどうにか切り抜けたと思う矢先のことなのでなおさらその大きな失意の崖に落ち込まざるを得ない。そうまでする必要のないことかもしれないとは思いながらも親切と老婆心と情けをもって接したはずのことが結果として当然の権利のごとく受け取られ、感謝や気遣いを口は語るが身体はそのことを示すほどの気概も無く、あげくの果てには心の問題ではなく言った言わないなどという証言の話へ持ち込まれる論理の小ささは今の時代の精神かと嘆かざるを得ない自分を見つける。甘やかすことで、甘えていることへの気づきを奪ってしまうという罠にはまりあえて犯さなくても良い罪を犯した報復を受けていることを身にしみて思うが、それも自分の業の深さかと観念を禁じ得ない。人の見極めに対して過信していた自分の愚かさと、親切を甘えへと転じさせた己の罪に対しての罰を受ける身としては自我が崩壊しそうな状態がしばらくは続くのだが、それを抱えたままでも人はなお生きてゆかねばならぬという性に恨みを覚える。再び立ち上がる頃には自分が変わらざるを得ない状況としてこの失意を教訓に変え、人に何かを期待するなどもってのほかであるということを知りつつも人に対する親切心を保つ頃が出来るのかは前世の自分の業のみぞ知るところではあるのだが、それもままならないのが罪と罰の方程式であることは覚悟することろである。恨みつらみがこうして自分に書き記させるのではなく独白することの中に唯一の救いを見いだすことしか出来ず、それがさらに誤解を生み何かを失う契機になろうとも自分に残された道を歩むしか罰を背負いきれるものではないのだ。願わくば今までのように大義をもってして志し高く健全に精神に宿れかし。
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by innerscape | 2009-03-30 02:36 | 私的詩

情けは人のためならず

この半年で学んだ事はこれにつきる。
もともとそんなに薄情な方だとも思わないし、困っている人がいれば出来れば助けてあげたいとも思う。
人を甘やかすのも嫌いではない。
しかし、情けが人も自分も駄目にしていることをこの半年で実感した。
特に人間関係の中でちゃんと大人としての線を引く事が出来ない人に情けをかけることをしてはいけないのだ。
甘やかすということは引いた線を越えさせることだ。
甘やかす方が線を提示するのではなく、甘える方が提示した線をぼかすのが甘やかせるということの本質なのだと思う。
しかし、甘える方が線を提示せずにどんどん踏み込んでくるのに、こちらが甘やかすことを続けていると、自分がどんどん不幸になっていく。
この半年は、そんな感じの不幸な状態が続いた。
今年は自分を戒め、情けをかける気持ちをぐっとこらえ、心を鬼にすることを覚えよう。
そうする方が結果としてちゃんと人を甘やかすことが出来るのだと思う。
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by innerscape | 2009-03-26 03:19 | 日常

「風のおみく詩」

次の日曜日に病院でまたインスタレーションをする。
前は小児科外来の壁面だけだったけど、今度は病院全体で共有している6階部分の空中庭園でする。
詩人の上田假奈代さんとのコラボレーションで「風のおみく詩」というタイトルを付けてみた。
病院で入院している患者が手に取れるおみくじなのだが、空庭に500個の風船を浮かべてその中から引き当てるというものにする。
職員の皆さんが書かれたメッセージから、上田さんが詩としておみくじを起こし、それを風船に取り付ける。
風船はその場所に流れる自然を受け止める。
風の動きに応じてその位置を変え、雨がふれば水滴で下に下がるかもしれないし、光を受けて反射する。
その場に流れ込む自然を感じるメディアとしてそこに風船を挿入し、それが一つづつメッセージを持っている。
それを患者さんたちが持ち帰るのだ。
風船がはおそらく1ヶ月ほど浮かんでいるが、徐々にゆっくりと下りてくるはずだ。
そうした時にまた新しいメッセージに出会う。
そんなコンセプトにした。
まだ実施していないのでどんな様子になるのかわからないが、しばらくの間はすごい風景になっていると思うので、お興味を持たれた方は期間中(いつまでだろう?)一度足を運んでみてはどうだろうか。
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by innerscape | 2009-03-19 00:35 | インフォメーション

本日データハンダイカフェ

本日、京阪なにわ橋駅にて「データハンダカフェ」を19時より行います。

「大阪大学豊中キャンパスはバチカン市国と同じ面積44ヘクタールである。」

このようにハンダイにまつわる様々なデータを様々なものと比較したり、おもしろおかしく表現すること行うデータハンダイが本日のラボカフェでプレゼンテーションと、最後に中之島を使ってちょっとしたワークショップも行います。
ご興味もたれた方は是非お越しください。

それと今、京阪なにわ橋駅アートエリアB1ではアーティストのパラモデルによるインスタレーションが展開されております。
鉄道のプラレールが空間に縦横無尽に走っている作品は圧巻ですので、こちらも会わせまして是非お楽しみください。
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by innerscape | 2009-03-04 16:29 | インフォメーション

私“flw moon”が日々の生活の中で感じた事を見つめ直し記録します。
心のフィルターを通して見た日々のシーンをひとつづつ電脳に記憶させることで、果たしてどんな風景が見えてくるだろうか・・・?

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