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私的風景の電脳記録
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極東EX工作活動レポート01「緑化工作」

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フラットを本部に進めている極東EXでは毎週末土曜日に工作員達によって工作活動を進めている。
大阪府立大学の学生を始めボランティアの学生によってシェアビルドの試みをしながら、生活空間についてのリテラシーを上げていく教育としても機能すればいいと考えている。

さて、5月の梅雨前にしておかなければいけないこと。
それは雨漏り対策と緑化。

今回は植物についてはなみなみ成らぬ関心を寄せるロイター少佐の指導のもと、緑化活動が行われた。
レギュラー工作員たちに加えてこの日は東京農大から大阪へやってきた学生も加わり、土作りからスタート。

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フラットの壁面は鉄の波板で出来ているため、夏場は半端無く熱を吸収する。
それを少しでも緩和するべくツタを這わす作戦。

今回はアイビーやアサガオに加えて、注目の飛び道具“アイラトビカズラ”を導入した。
この植物は天然記念物にも指定されているのだが、アイビーの7〜8倍の成長を誇る植物で、ぐんぐん伸びるようだ。

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今から成長が楽しみ。
とりあえずネットを壁面に取り付けて、その下へポットを置き、植え付けを行う。

いつかフラットがツタで覆われる日がくるのだろうか。

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by innerscape | 2011-05-21 01:59 | 極東EX

減災絵本「いのちをまもる智恵」を作るにあたり

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2007年、まだ僕が大阪大学コミュニケーションデザイン・センターに居た頃、減災のチームと一緒に本を作った。
いのちをまもる智恵」という減災の本だ。

過去このブログでも紹介している

「防災」と言わずに「減災」。
災害は発生するもので、それを無理に防ぐと言うことではなく、普段から少しでも減らす生き方や努力をするというメッセージが込められている。

災害やそこからの復興に際して、これまで人々が時間をかけて培ってきた様々な智恵を、全国各地30カ所から集めて来て本にしたのだが、このプロジェクトにお誘いを受けた時、僕はただグラフィックデザインとして奇麗に本をまとめてほしいと言うことしか期待されていなかった。

軽い気持ちで引き受けたのだが、関係者から話を聞いているとそこで語られている智恵とは人の生き方そのものであり、それをちゃんとメッセージとして届けコミュニケーションにしていくためには、単に視覚的に奇麗にまとめるというレベルでは済まされないと感じた。
人の温度や思想や哲学がその智恵には詰まっていて、それが客観的な報告書という形で脱臭されることに違和感を覚えたのだ。いくらそれがビジュアル的に奇麗であろうといかほどの意味があるのか。

だから、報告書をもとに30個の物語を書くことを自ら決めて本にした。

僕自身はランドスケープデザイナーだったので、もちろん災害対策や減災のことなど知っているはずも無かった。
報告書とともに膨大な量の資料を読みあさり、そこから物語を紡ぎ出して行く。
幸い役者経験があり、脚本を読む事は多かったので何とか出来ると思った。

フィクションかノンフィクションかはあまり関係なく、使えそうな物語はどんどん使って、売れない作家のように毎晩書きあさった。

見開き一つのページに割ける文字数は、読みやすさを考えると800字前後。
その中でいかにメッセージを伝えるのかということに苦労した。
登場人物は2人か3人。多くても4人以内におさめないと分からなくなる。
そしてシーンとしてはワンシチュエーションが限界だったので、日常や非日常の1シーンを切り取るように努力した。

書き出しに一番インパクトのあるフレーズを置き、読みやすくなるように工夫した。

キャッチコピーも全て一人で考えた。
その智恵で語られている中で最もメッセージとして重要だと自分が思える言葉を詩的に聞こえるようにした。
そしてそのコピーはどこか特定の地域でなくても使えるように普遍的な言葉にした。
古くからの言い伝えの中にやはり智恵が潜んでいる事と、それを将来へ受け継いでいかねばならないことを踏まえて、全体のストーリーの順番を決めた。

今回の東日本大震災で被害を受けた地域も物語にした場所だ。
津波をいかにして防ごうと努力して来たかという地域の人々の歩みを物語として切り取った。
だから僕にとっては今回の震災は人ごとでは無かった。

この絵本に登場する人も被災されたのを新聞を読んで知った。
第26話の「津波てんでんこ」に出てきた方で誰よりも津波の恐ろしさを知っている人が津波に襲われたのだ。

災害と言うのは必ずやってくる。
しかし我々はそれがいつやってくるかを知らされていない。
だから普段から災いを少しでも減らす生き方が必要なのだ。

この本にはそういうメッセージが込められている。
決して手前みそで言っているのではない。
是非、この絵本をお読みいただきたい。

僕はただの代弁者で、そこにはその地域で災害と闘って来た「人間」の智恵は描かれている。


「いのちを守る智恵 〜減災に挑む30の風景〜」

編著:花村周寛
絵:中村妙
解説:吉椿雅道
発行:レスキューストックヤード


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by innerscape | 2011-05-20 19:44 | 日常

大阪人に載りました

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5月16日発売の「大阪人」。
装いも新たにいい感じになりましたが、そこに♭を載せていただきました。
「あなたの知らない24区」というコーナーの東成区です。
今までは僕の個人的なアトリエとしてとりあえずやってるから、そりゃ知らないはずです。
おととしの「住み開きシンポジウム」と昨年のスペースオープン及び日韓合同企画展の時でようやく色んな方々に来ていただいたのですが、より「住み開いて」いくことを考えてます。

今年からは「極東EX」というプロジェクトとして、「大阪の東、世界の極東」を合い言葉に色んな人を巻き込みながらしていこうと考えていますが、まだまだ協力してくれる人が必要です。
これまでもシェアビルドとして進めてきた♭の空間を、極東EX工作員となる学生達と一緒に週末ごとに作って行くこともこれから始めます。
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by innerscape | 2011-05-17 13:28 | 極東EX

こうべイクメン学級会のご案内

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6月19日の父の日、神戸市長田区にある旧二葉小学校にて第2回目のこうべイクメン大賞として「こうべイクメン学級会」を行います。
私自身は昨年は実行委員会の内部からロゴデザインやエピソード展示などのアートディレクションで関わらせていただきましたが、本年は神戸地元の方々がより主体的にメッセージを発信出来るように外部から総合プロデューサーとして応援することになりました。

昨年のこうべイクメン大賞では全国各地から140をこえるイクメンエピソードが集まり、三宮センター街での展示とともに、当日の表彰式にも大勢の方々に訪れていただきました。しかし「訪れた方々がより積極的に参加出来る仕組みがあれば良かった」との声も実行委員会から上がったこともあり、今年はそのような反省点も踏まえて訪れた方も交えもっと積極的にイクメンを考えるような時間を持てればとの想いでいます。
本年度は昨年の反省を踏まえて50人が参加出来るワークショップを行います。
また、お父さんや男性の方だけでなくお母さんや女性の方も参加出来るように3歳未満のお子さんを預けられる託児所を設け、3歳以上の子どもは大人達へ給食を作るというワークショップも同時にすることで家族全員で参加出来るイベントにしたいと思います。
またイクメンエピソードの展示も同時に行い、こちらは無料で鑑賞できるようにします。
ワークショップ参加者にはもれなく無料で王子動物園に入れるチケットが付いてきます。

我々が考えるイクメンが当たり前の社会とは、父親だけではなく子どもを持たない男性や育児を終えた男性なども含めて育児へ参加することがより日常的になる状況です。それは何も自分の子どもを育てるというだけではなく、街全体、社会全体で育児に対して向き合う風景をデザインする事だと思います。

育児への向き合い方や育児に対して見えている風景というのは人によって実はずいぶんと違います。
自分では「これは育児に貢献しているだろう」と考える事でも、実は他の人や女性の方々から見ると全然そうではないという認識やコミュニケーションのギャップもたくさんあると思います。
そのようなギャップも感じながら、男性が育児に参加するということについて、色んな考え方を楽しく話し合える場を持つためのコミュニケーションデザインとして、以前に中越の震災復興時に開発したワークショップにさらに改良を加えた「ミライスゴロク こうべイクメン版」を今年は行います。

きっと楽しい学級会になると思いますので、是非男性だけではなく女性の皆さんも含め幅広い層の方々に参加していただければと思います。


※チラシデザインは、緑橋のアトリエを中心に進めている極東EXプロジェクトの第7区が担当しました。
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by innerscape | 2011-05-15 01:35 | コミュニケーションデザイン

イクメンエピソード募集

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僕が総合プロデューサーをすることになった「こうべイクメン大賞」ですが、今年も父の日にやります。
今年はワークショップがメインですが、昨年と同じように会場にエピソードの展示をします。
イクメンとは「育児にかかわる全ての男性」のことで、特に父親だけを指すのではなく、孫を見るおじいさんや、親戚のこどもを見るお兄さん、近所の子どもを見るおじさんなど少しでも育児に関わったり関心を持ったりする人を指します。
自薦、他薦問いませんので、我こそはイクメン、あるいは彼こそはイクメンという方がおられましたら、面白いエピソード、感動するエピソード、イクメンに伝えたいメッセージなどお寄せいただければありがたいです。
もれなくミニTシャツにエピソードをプリントして認定証と一緒にプレゼント致します。

是非たくさんのご応募をお待ちしております。
http://www.kobeikumen.com/entry.html
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by innerscape | 2011-05-13 11:09 | コミュニケーションデザイン

原子力発電について勅使河原博士の見解

「原子力発電所の建設に関して、これを推進すべきか、それとも。その反対か……、勅使河原博士のご意見をいただきたいのですが…..」
「意見はありません」勅使河原潤はそっけなく答えた。「一般的なイエス・ノーを答える事は不可能です。それは、時と場合によって、また、話す相手によっても異なります」
「あるときは賛成されて、あるときは反対される、という意味でしょうか?」
「そのとおりです」
「どうして、原子力発電所の建設に関して、節操が必要なのですか?いつでもどんなときでも正しい事ってあるのでしょうか? それから、世間から批判されるって、何ですか? それが何か僕に関係するような事態なんでしょうか?」
「いえ…..、その…….、どうか、お気を悪くなさらないで下さい」
「気を悪くなどしていません。そんなに評価していません。 よろしいですか。簡単に、客観的な事実だけを述べましょう。 原子力発電は、もし、それがうまく機能していれば、火力発電のように大気を汚さないし、水力発電のように自然破壊をしない、とても理想的な発電方法です。 現在の技術ではこれ以上のものは望めません。このクリーンな発電システムを、長期にわたって維持・管理することができれば、たとえば、自動車を全部、電気駆動にしたり、太陽電池を大量に作って利用することもできる。 小型エンジンによる排気ガスもかなり減らすことができるでしょう。電気自動車を動かす電気、太陽電池を清算する電気を、火力発電で賄っていては、大気が汚れる事には変わりがない。 意味がないのです。 地熱発電とか、風力発電とか、波浪発電とかは、まったく問題外です。 さて、しかし、一方では、原子力が、まだ完全に制御できない危険性を有していることも否定出来ません。 短い歴史の中で既に幾つもの失敗があり、事故が起こりました。 安全な管理と保守、廃棄物の隔離などが、どこまで完璧に行えるものなのか、まだよく把握されていない。 これが現状です。 見切り発車している、と言う人もいれば、実験をしなくては、技術的な進歩も望めない、と言う人もいるでしょう。 原子力発電所に反対する人だって、大量の電気を使っていますし、電気で作られる製品を使って生きている。 地球の自然を守ろう、と叫んでいる一方で、クーラーの利いた部屋で暮らしている。医療にも、社会福祉にも、エネルギィが必要なのです。 もし、それらの電気を得るのに原子力を使わないのなら、今の倍以上の火力発電によって、大気を汚染し、環境を破壊しなくてはなりません。 もちろん、その燃料でさえ、いつかは枯渇するでしょう。 これが、現状なのです。 これらすべてののことを考えに入れても、僕には、イエスかノーかの判断はできません。 たとえ、絶対安全な原子力の管理方法が確立しても、それが五十年後にも完璧に機能している、という保証はない。 僕の生きているうちは大丈夫でも、五十年後、百年後には、極めて致命的な問題となって、そのときの、あるいは、さらに未来の人たちの生活を脅かすかもしれないのです。 それをですよ…..、どうして、僕が、今、少ない情報だけで、簡単に賛成だ、反対だと言えるでしょうか。 それが正しいことなのか、間違っていることなのか、誰が知っているでしょう? 何年も何年も、大勢の研究者が、その問題に取り組んでいるのです。新しい方法が見つかれば、新しい問題が発覚する。 世界中で、繰り返し議論されている。 いいですか? とても重要な問題なのです。 貴方がもし、この重要性を認識しているのなら、メニューを選ぶように、簡単に、イエスかノーかなどと人にきいたりはしないでしょう。もしご関心があるのでしたら、どうか、お願いですから、答を出さないで下さい。」

(「そして二人だけになった」/森博嗣/1999年)
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by innerscape | 2011-05-06 19:29 | 崩壊のロジック

目的と旅人

目標や目的を持って生きることの重要性はよく理解しているつもりだ。
何かを行う時には目標があって、それに向かって計画を立てて事を進めて行くというのは、ごく当たり前の事で大抵何かの仕事はそうやって行われている。
何かを行う時に目標も目的も持たずに飛び込むのはある種愚かな行為だとされることは理解しているし、そうすることで無意味な時間を過ごしてしまうということもある意味正しいとも思う。
しかし、心のどこかでそういった考え方に虚しさを覚える時がある。

もちろん時と場合にはよるのだが、何かのゴールを立ててその達成以外を無意味だとすることで多くの豊かな出来事や感情に意味を見出せないことはある意味20世紀的な目的主義の病理のような気もしているのだ。

AからBへいかに合理的に、無駄がなく最小限の努力で進むのか。
近代はそうやって進んで来たし、それで得られる達成感は大きな意義もあり気持ち良いものなのだと思う。
しかしAから出てBまで最短で合理的にいけることが分かってしまった今、まずAを出て進むプロセスを迷いながら結果到達する所がBなのかCなのかをその中で見出して行く姿勢の中にひょっとすると豊かさがあるのではないかというのは僕だけが持つおかしな感覚なのだろうか。

もちろん目標や目的が明確な時があるのは間違いないし、それを全て否定するつもりは毛頭ないが、合目的化というある種の罠に自分からはまって生きてしまっている時があることも否めない。

ちなみに目標と目的の違いもよく言われる事としては、前者は行為の達成点や物理的な到達点に対して、後者はそれがもたらす意味や意義というのが含まれている。
そう考えると、目標を持たない行為の中にでも意味や意義を見出せればそれは行為そのものが目的化しているとも言える。
例えば遊びやコミュニケーションや信仰に代表される行為がそういうものだと思うのだが、それは人が生きて行く上で精神的に欠かせないものなのではないかと思う。

僕自身はおそらく目標の無い旅人なのだと思うが、何かの目標を持った旅行者との違いがそこにあるような気もしている。かといってそこに目的がないわけではなく旅人は旅人になるという目的がそこにちゃんと存在するし、そこに社会的な意義があると信じている。

しかしその旅にはあんまり多くの人を巻き込む訳にはいかないので、いつも一人でこっそりと出かけるのだ。ある種それは仲間を見つけて定着し社会化していくこととは無縁のことかもしれない。
しかし、それを一緒に楽しめる感覚のある人とは旅団として行けるかもしれないなとも思い始めている。
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by innerscape | 2011-05-01 01:19 | 未来の自分との対話

私“flw moon”が日々の生活の中で感じた事を見つめ直し記録します。
心のフィルターを通して見た日々のシーンをひとつづつ電脳に記憶させることで、果たしてどんな風景が見えてくるだろうか・・・?

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