flw moon innerscape
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トランスパブリック始まります
コモンズフェスタの会場構成としてトランスパブリックという作品を作ります。
16日から31日まで展示自体は無料でご覧いただけますので是非お越し下さい。
應典院主幹によるレポートはこちら。
「トランスパブリックについて」
「みんなのため」がパブリックだとすれば、何をすることがみんなのためになるのかがとても見えにくい時代に僕らは社会に出た。そんな僕らは30代になった今、とてもプライベートな「自分のために」していることをみんなと共有していくことからパブリックを考えようとしているのかもしれない。この空間構成/インスターレションではそんな感覚をもとに、プライベートとパブリックを反転させたり相互貫入することで 僕らの時代のパブリックをもう一度問い直してみたいと思っている。街にあふれているパブリックの記号を使って、プライベートな表現をしてみること。あるいはプライベートな行為をパブリックスペースの中に差し込んでいくこと。こうやって寂しがりやの僕たちが公(おおやけ)と私(わたくし)をトランスさせながら人とつながる方法を模索する事は、きっと「行政」と同義語ではない「公共」へつながるはずだと信じている。
このトランスパブリックではいくつかのポリティカル(政治的)な疑問を問いかけている。
一つはこのコモンズフェスタへ関わった実に様々な人々のプログラムをサイン化したもの。選挙ポスターに見立てた掲示板で紹介することで、政治や選挙という枠組みへのまなざしが変わればいいと思う。
もう一つは都市と道路にあふれる記号を問い直したもの。禁止事項ばかりの街の中で僕たちには一体何が許されるのか。全ての行動は自己責任にあるという認識を持つだけで街の中で手に入る豊かな時間は増えるはずだと思う。
そして愛用する椅子を公共空間に持ち込む事も試みてみた。誰かに愛された物は、きっと他の人も豊かにさせるし、本当の街でもそうした愛が風景を豊かにしていると思ったからだ。
最後に行動展示として実際に集団で街に出てみる。街の中では何がしていいこととして共有されていて、何をタブーとしているのか。そしてそのタブーは何が原因なのか。僕たちが集団で街に状況をデザインすることで、反対に街はどう反応するのかを直接知りたくて行動に出る。エクソダスというこの試みは今これを読んでいるあなたと一緒に出来る冒険だから是非参加してほしい。
こうしてパブリックにあふれるコード(規則)と、プライベートな自分なりのモード(方法)をクロスさせることで、パブリックを超えて(トランス)いきたいという想いをこの空間構成に込めた。傲慢なことなのかもしれないが、こんな僕のプライベートな想いが訪れた方々のプライベートと交わり、いつしかパブリックになることを夢見ている。
●コモンズフェスタ2009/2010
「U35の実力~+Socialの編集者たち~」 in 應典院
1月16日(土)-1月31日(日)開催!
應典院にて毎年1月に開催されているアートと社会活動の総合文化祭「コモンズフェスタ」。
今年のテーマは「U35の実力~+Socialの編集者たち~」です。
震災当時、まだ社会人ではなかった世代が、今、地域や分野を横断して、ひと・もの・かね・情報・発想・人脈を結びつけ、出来事を起こす担い手やつなぎ手になっていることに着目しました。
震災から15年という節目の年、既知の物体や体験から風景から「想定の範囲」を広げていく機会を多数設けます。U35の編集者たちがお寺で問う「生き方のドリル」です。
詳しい情報は
http://commonsfesta.blogspot.com/
をご覧ください。
●『トランスパブリック ~public mode・private code~』
道路標識をはじめ代表的なパブリックの記号をデザインのメタファーとし、
プライベートとパブリックの倒錯を引き起こす空間が構成されます。
また、行動展示として会期中に集団で街に特殊な状況を生み出すパフォーマンスを行い、それらを随時紹介。都市と呼吸するお寺の公共空間へ、ようこそ。
空間構成・花村周寛(ランドスケープアーティスト)
○日時 1月16日(土)~31日(日) 10:00~20:00
○会場 應典院
大阪市天王寺区下寺町1-1-27
電話06-6771-7641
*地下鉄谷町9丁目から西へ、日本橋駅から東へ徒歩7分。
○参加費 無料
○お問合せ
「上町台地.cotocoto」(http://uemachi.cotocoto.jp/event/36408)
※上記リンク先の右側にある「参加申し込みはこちらから」よりお申し込み下さい。
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行動展示プログラム『exodus(エクソダス)』始動!
エクソダスは都市に集団で関わり状況を引き起こすための参加型パフォーマンス。コモンズフェスタ開催時期を中心に、実際に集団でまちに繰り出し、様々な「都市の使い方」を実践し、その記録物を應典院にて発表します。(完全予約制・参加希望の方は決められた時刻に應典院1Fロビーにお越しください。)arc@outenin.com
2009年12月18日(金)13:30~
2010年1月10日(日)10:00~
1月18日(月)6:00~/19:00
1月22日(金)13:30~
1月30日(土)10:00~
●「ARCトークコンピレーション#30 みんなが見つめている風景を共有するためのパーティ」
築港ARCが3年間展開してきたトークイベントが應典院にて最終回。
前半では、コモンズフェスタの空間構成を担当した花村周寛さん達の活動を紹介。
後半はアートを軸に、福祉、教育、環境、医療、食、地域づくりなど多岐に渡る分野の方々も招いたパーティー形式のトーク。
みなさんの日常の風景に、少しでも新しい世界が広がるよう、幅広い層のご参加をお待ちしています。
○日時 1月16日(土) 17:00~21:00(途中参加可能)
○会場 應典院
大阪市天王寺区下寺町1-1-27
電話06-6771-7641
*地下鉄谷町9丁目から西へ、日本橋駅から東へ徒歩7分。
○参加費 一般 1500円
学生 1000円(資料・1ドリンク代)
*その他の飲食代は要実費
○定員 50名
○お申し込み
「上町台地.cotocoto」(http://uemachi.cotocoto.jp/event/36405)
應典院寺町倶楽部
FAX(06-6770-3147)、電話(06-6771-7641)
by innerscape
| 2010-01-16 01:05
| インフォメーション
私“flw moon”が日々の生活の中で感じた事を見つめ直し記録します。
心のフィルターを通して見た日々のシーンをひとつづつ電脳に記憶させることで、果たしてどんな風景が見えてくるだろうか・・・?
心のフィルターを通して見た日々のシーンをひとつづつ電脳に記憶させることで、果たしてどんな風景が見えてくるだろうか・・・?
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